引越し後の荷解き作業は大変ですが、すぐに取り掛かりましょう。
引越し時に見つからなかった破損や傷が、荷解きの最中に見つかることがあります。時間が経てば経つほど責任があいまいになり、補償をしてもらえなくなります。
見つかったときは、そのままの状態ですぐに引越し業者に連絡をしましょう。
そして一番大切なことは、すべての荷物を必ず確認するということです。
「標準引越運送約款」には、引渡し日から3ヶ月以内に申し出がない場合は、引越し業者の責任は消滅するとなっています。
例えば夏に引越しをし、翌年の2月か3月に雛人形を出したところ破損していたことがわかったとしても、すでに3ヶ月以上経ってしまっているので補償をしてもらえません。
さらに、荷物の滅失、棄損などの責任は1年を経過すると時効により消滅するとされています。
「引越約款」で補償期日を確認し、できるだけ早く荷解きを行ないましょう。